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“神が王冠のダイヤモンドを海に投げてできた島”と謳われるシチリア。 地中海の真ん中で イタリア半島に今にも蹴飛ばされそうな島。その名の由来は古代ギリシャ語の“SIK”(いちじく)と “ELAIA”(オリーブ)からと言われており、いかにもその気候のよさ、自然の豊かさを表しています。
そして シチリアは “地中海の十字路”と呼ばれ、さまざまな民族が覇権を争いました。3,000年の間に13もの民族に支配されてきた歴史があるのです。しかし、様々な民族からの征服、侵略を受けてきたため、食材も料理方法もバリエーションと独自性をはぐくむことができました。
フェニキア人が始めたトラパーニの塩田、
中世アラブ人が伝えたマグロ漁、そこから作られる ボッタルガ、
マルサラのブドウ畑とマルサラ酒、
パッキーノのトマト、
モディカ牛のラグサーノチーズ、
美味しいパンは古代ローマの影響だし、
菓子パンの種類が豊富なのは アラブの影響です。
古代ギリシャ人は帝国の穀物庫としてそら豆やレンズ豆を栽培しました。
神話の大地のオリーブ畑。
島のいたるところに育つ野生のケッパー、、、
まさに食材王国!
これらの食材をふんだんに使い、澄み切った蒼空のように爽やかに、そして豪快に料理に仕立てるのがシチリア料理。
シチリア料理はイタリア料理ではありますが、異端児なのであります。
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