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10年前にお店を開こうと決意したときに、3つのテーマをたてました。
1. 口にした時に言いやすい、響きや雰囲気がよいこと。
2. 他では聞かない言葉でありながら愛され、呼びやすいこと。
3. イタリア料理店によくあるイル何とか、アル何とか、のような現地語ではなく、日本人が何となく意味が解るもの。
そんな折り、禅語の
古今無二路 (ここんにろなし)
という言葉に出会いました。
意味は「やり方は違っても賢者の行く道は、今も昔もひとつである、今、目の前にある自分の責任を気を散らさずに黙々と果たして行くという道」ということなのだそうです。
これを“ムニロ"と読んでしまおう。ごろも良いし、呼びやすい。漢字を見た人には、何となく意味を理解していただけるのではないか。
さらに、僕のように才能もなく、お金もない人間(賢者には程遠い!)は自分が信じ、正しいと思う道をひたすら突っ走るしかないと感じていたので、このムニロというネーミングはパーフェクトだったのです。覚えて頂ければ幸いです。
漢字の無二路が正式名称ですが、創作料理の店と間違えられることが多いので、カタカナでムニロでも結構です。どうぞお口に出して、親しんでやってください。
無二路店主 大塚政美
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